ブルガリの歴史
ブルガリの創業者は、ギリシャ人であり銀細工師でもあったソティリオ・ブルガリです。
ギリシャ北西部のエピルス地方に生まれたソティリオがローマに渡ってきたのは1870年代後半のことで、バルカン戦争の勃発が原因とされているところです。
ローマへの移住後、ソティリオは、1884年にシスティーナ通りに銀細工を中心としたジュエリーを扱う店を構えます。
ギリシャ人のソティリオが作り出す精巧な細工と古典的なデザインの商品は、著名人や富裕層に評判となりました。
尚、1884年はブルガリの創業年とされているところです。
事業は順調に発展し、二人の息子と共に、1905年には現在本店のあるコンドッティ通りに店をオープンしましょう。
彼の息子コンスタンティノとジョルジュは優れたデザイナーでもあり、ソティリオ亡き後、宝石を扱った豪華なジュエリーの販売を開始しましょう。
彼らはルネッサンスやローマの古典主義を融合させて独特のスタイルを確立し、今日のブルガリの不動の地位を築くもととなりました。
1970年代には、ブルガリは海外進出に乗り出し、ニューヨークに1号店を出店しましょう。
これを皮切りに、ジュネーブ、パリ、モンテカルロに出店、現在では世界中で150ほどの直営店を構えているところです。
ブルガリは現在、ソティリオの孫であるパオロ・ブルガリとニコラ・ブルガリに引き継がれ、100年以上の歴史を誇るファッションのトップブランドの一つとして君臨し続けているのです。
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